初刑務所

今日はみよし市にある名古屋刑務所でお祭りがあるということをイラン人(彼女はそこで翻訳のバイトをしているので)の友達に聞き、初めて踏み入れました、刑務所に。
この刑務所は美好ヶ丘の閑静な住宅街にあります。名古屋から車で30〜40分ぐらい。

着いてみたらすごい人!刑務所の人が作ったタンスや雑貨を売る屋台もあれば、ホンダやトヨタの提供もありエコカー展示、消防車の梯子に乗って消防士体験もできたり子供が楽しめるようになっています。
屋台でたこ焼き屋ジャンボフランクなども売ってます。

今回の私たちの目的は、刑務所内工場見学です。これができるのは1年で昨日今日の二日だけ。
椅子をつくる工場、コーヒーやタオルの贈呈用のものを詰める工場、籠を作る工場とともに、食堂、お風呂、講堂(小学校の体育館のよう)、運動場を見学させていただきました。
古い工場は本当に気分的にめいる場所で、ここで仕事をひと言も話さず行うということは本当に自分が想像できない世界だろうと思います。

運動場を見たときに『ショーシャンクの空』にを思い出しました。
アメリカも日本も同じなんですよね。
運動場に入るところから、外のアパートが見えるんです。受刑者はあそこから毎日外の風景を見るとき、何を思うんだろうと思いながら見ていました。
幸せな社会に憧れるのか、それとも自分の今をみじめに思うのか・・・

色々勉強させていただきました。